エンディングノート(映画)を観てきました

エンディングノート

バーティカルメディア事業部長の渡邉です。

今回は趣向を変えて、昨年観てきた映画のことを書きたいと思います。
ご紹介したいのは「エンディングノート」です。

貼りつけた映画の紹介画像を見てもらっても
イマイチピンと来ない、一見地味な映画です。
知らない方も多いかもしれません。

映画と言うよりは、事実をそのままに撮っている、
完全なドキュメンタリーです。
監督でカメラマンで編集者が実の娘、主演は父。
父がガン宣告されて最期の日まで生きる姿を撮影し続ける、という内容です。

大変重いテーマですが、
あえてポップな雰囲気で構成されていたり、
元熱血仕事人のお父さんのキャラクターが本当にキュートで愛らしく、
厳格な雰囲気でも、お涙頂戴な感じでも、全くありません。
最後の最後まで、笑いが耐えない、
なのにその笑っている観客は全員涙でぐしゃぐしゃ、
そんな映画です。

私もご多分に漏れず、中盤からずっと泣きっぱなし、
一緒に観に行った久田に至っては、
開始3分目からずっと泣きっぱなし(これはちょっと変)で、
終わった後に入った映画館のトイレで二人とも赤い目をしていて、
笑ってしまったのを覚えています。

90分という短い時間の中で
家族とは、愛とは、死とはなんぞや、と深く考えさせられる内容で、
何度も何度も思い出しては噛みしめたいなと思う、素晴らしい映画でした。
ちなみにその2ヶ月後に、私は2回目を観に行きまして、DVDも(出れば)買うつもりです。

そこまですっかりファンになってしまった要因として、
今の自分の人生において、
物理的な思考の時間や行動の時間を大きく仕事に割いているというこの状況が、
主演のお父さんの過去の姿とピタリと合わさって、自分事としてストンと心に入ってきたこと、
そして、改めてその中で、ここまで周りの皆を愛し、周りの皆から愛され、という
そんな人生が送れているのかと自問出来る機会をもらえたことは大きかったと思います。

どうしても仕事に偏りがちな毎日の生活の中で、
人生という限られたリソースにおける、仕事や友人や家族との関わり方を考え、
今後の生活を改めて考えなおす良い機会となりました。
次の日から毎日、日報や朝会のグッド&ニューでメンバーにも伝え、
良さをふれ回ってしまったので、関係者とFaceBookでつながっている方は
「あ、あの時の彼の(彼女の)日記はあれか!」と思われるかもしれません(笑)

そんなエンディングノートですが、まだ銀座と新宿で若干上映はあるようです。
ぜひ大切な人と見に行って見て下さい。
本当におすすめです。

おくりびとのように、
何かの賞を取ったりして、多くの人に観てもらうようになることを願って。